■田舎館村大根子で小正月伝統行事「カパカパと福俵」
田舎館村大根子地区で11日、小正月の伝統行事「カパカパと福俵」が行われた。手作りの人形と福俵を持った子どもたちが地区の家々をまわり「舞い込んだ、舞い込んだ、福俵が舞い込んだ」と歌っては俵を投げ込み、無病息災、家内安全を願った。
「カパカパと福俵」は、古くから津軽地方に伝わる「カパカパ」と、家内安全や五穀豊じょうを願う「福俵」を一緒にした行事。戦後、一時廃止となったが、昭和52年、地区の有志と子どもたちの手で復活。その後は毎年続けられている。
神主の衣装を着た子と、大黒天に扮した子を先頭に、人形を玄関先に置き「舞い込んだ、舞い込んだ、福俵が舞い込んだ。12万8千俵、どっさ〜り、どっさ〜りと舞い込んだ」と歌いながら俵をころがし“福”を呼んだ。
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